秋の魅惑の果物♪「奥久慈りんご」の美味しさの理由 | 咲くカフェ

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秋の魅惑の果物♪「奥久慈りんご」の美味しさの理由

#リンゴ#地方#旅行#田舎#紅葉狩り

奥久慈りんごとは?

茨城県の北西部から福島県にかけての一帯。
太平洋へと流れる久慈川(くじがわ)の上流に位置する地域(奥の方)「奥久慈(おくくじ)」とも呼ばれる地域であります。

その奥久慈で生産されるりんごが「奥久慈りんご」と呼ばれています。

(大子町観光協会ホームページより引用)

そしてその奥久慈の中心に大きく存在するのが「久慈郡大子町(くじぐんだいごまち)」(=以下「大子」(だいご))
大子では第二次世界大戦後の頃に、一軒の農家さんがりんごの生産にチャレンジし、茨城県内で初めて生産に成功したのが始まりで、それからりんご生産は町内に広がり最盛期には100軒ほどの生産農家が町内にいたそうです。

川に囲まれた大子町・中心市街地

その後、りんごの生産農家数は減少したものの、現在でも約50軒ほどの農家により「奥久慈りんご」は生産されています。

大子町振興公社ホームページより引用)

奥久慈りんごが美味しい3つの秘密

1.樹上完熟

まず、絶対的理由として挙げられるのが「樹上完熟」です。
その言葉から大体は想像がつきますね。

そうなんです。樹の上でりんごが完熟するからなのです。

でも「そんなの当たり前。樹の上で完熟しないで、他にどこで完熟するの?」と思う方もいるでしょう。

しかし、違うのです。
通常、皆さんがスーパーや八百屋さんで手にしている、りんごのほとんどは「追熟」。

商品を流通させて店頭に並ぶまでに日にちが掛かるからこそ、完熟する前に早めに収穫し、流通する日数をかけて追熟させるのです。

だからこそ味が違う!

観光でいらして初めて「奥久慈りんご」を食べた方の感想では
「りんごがこんなに美味しい果物とは思ってなかった!」
「今までスーパーで買って食べてた有名産地のりんごとは別物!」
「なんでこんなに美味しいの?!」

などなど。

そしてそのりんごを「樹上完熟」することになった経緯にも、大子ならではの理由があります。

それは、青森や長野の様な大規模生産農家ではなく、山が多く平地も少ない大子の立地、そしてそれぞれ元々が小さな農家による生産のため、流通させる規模の生産が行えず、個人消費を対象とした生産であったからなのです。

(大子町振興公社ホームページより引用)

2.寒暖差の激しい気候

「奥久慈りんご」の美味しさの二つ目の秘密は「寒暖差」。

これは実はりんごに限らず、大子の多くの生産品に共通して言える理由なのです。

大子は海のない山沿いの町で、周囲を斜面の急な山々に囲まれた立地にありますが、その寒暖差がとてもすごい。

夏の猛暑日、冬の極寒と、それぞれ関東地方のニュースでも取り上げられることもある、季節ごとの高温・低温の寒暖差も一つ。

そして、朝は寒く(涼しく)、日中に一気に気温が上がり、午後に太陽が山にかかると一気に気温が下がるという、一日の中での寒暖差も大きいのです。

それによって、木々などの植物は一気に成長せず、じっくりじっくりと時間を掛けて成長。
そうして育った、りんご、お茶、蒟蒻、野菜を始めとする様々な植物は、風味豊かで味の濃い一流のものになるのです。

3.こだわり気質

美味しさの秘密の最後も、りんごに限らずの話になりますが、昔ながらのこだわり気質=職人気質の残る町であるということ。

たくさん売ってたくさん儲けることよりも、「確実に良い物をしっかりと作って届けたい。」そういった想いを持った人が多い町だからです。

それを裏付けるように、各りんご園や施設では日々研究も行われ、今や様々なオリジナル品種も生産されています。

それらは味や香りだけでなく、本来であれば秋~冬の味覚の「奥久慈りんご」を、より長いシーズンの間楽しめるように品種を生み出す努力を重ね、近年では夏の後半~翌年の初夏の頃まで様々なりんごが食べられるようになりました。

その品種の総数は細かいものも含めたら、なんと数十種類にも渡るそうです!

奥久慈りんごの他にもある楽しみ方

1.品種食べ比べ

先ほど書いたように、シーズンを通して数十種類にもなる奥久慈りんごのあれこれ。

定番の「ふじ」「紅玉」などから、青い「王林」「シナノゴールド」、、、

「秋映」「あいかの香り」といった魅力的な香りのもの、、、

「奥久慈宝紅」「ピンクレディー」といった気になる名前もあれこれ、、、

そして蜜で溢れた奇跡のりんご「こうとく」まで。

時期によって品種も変わり各りんご園ごとに違う品種、りんご園独自の品種もあるので、いつどこのりんご園に行って、何を食べるか?あれこれ食べ比べるのも楽しくなっちゃいます♪

2.加工品のお楽しみ

奥久慈りんごの楽しみ方のもう一つは何とっても加工品。

代表的な「アップルパイ」はりんご園のみならず、数々の飲食店やベーカリーでもオリジナルアップルパイを作っています。

使っている品種が変われば、生地や形、スパイスの風味、食感、大きさも様々。
りんごと同じようにぜひ食べ比べてみてくださいね♪

(咲くカフェ Flowerの発酵バター使用カスタード入り「奥久慈りんごパイ」)
咲くカフェ Flower ホームページ

もう一つ加工品で人気なのが「奥久慈りんごジュース」です。

こちらも各りんご園でそれぞれ様々なジュースが作られています。

りんごの品種や酸味や甘みのバランスもそれぞれ
そして、ボトルのラベルデザインもそれぞれのセンスで作られているのは隠れた見どころです。

その他、りんごを乾燥させた「奥久慈りんごチップ」や「奥久慈りんごジャム」、レアなところだと「奥久慈りんごの花の蜂蜜」なんていうものもあります!

こういった加工品は地元食品の直売所「だいご味らんど」(町内店・道の駅店)に色々とあるので、あれこれ探してみてください。

まとめ

今回は、茨城「大子」の特産品の一つでもある「奥久慈りんご」の知られざる(?)秘密を書いてみました!

とにかく「味は間違いない。」「初めて食べた人は驚くかも?」
そして知識として下記は頭に入れておいてくださいね。

1.りんごの品種は時期やりんご園によってもあれこれ
2.大子オリジナル品種や、各りんご園独自の品種もあり
3.加工品の種類や味もあれこれ

つまり”要”食べ比べということですね♪

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