厳選5店!古民家リノベーションカフェ in 大子町
今注目すべき? 大子(だいご)
茨城県の北西の県境にある町「大子町」(だいごまち)。
かつては林業・蒟蒻産業などで栄えた町も、時代の流れとともに高齢化・過疎化が進み、町の人口は1955年の4万3000人の時以来減り続け、今は当時のおよそ3分の1となる1万4000人を切ってしまった地域であります。(2025年1月現在)

しかし近年、自治体に限らず、各任意団体やUターン・Iターンした人たちによる町の活性化が進み、経済産業省の中小企業庁や関東経済産業局も注目する地域へと急成長。
そして近年、大子には、Uターン・Iターンを含む人たちが起業した数々のカフェが生まれてきているのです。
そんな大子にある個性的で素敵な数々のカフェの中から、今回は「古民家」をリノベーションしたお洒落カフェを厳選して5店紹介します!
厳選5店!古民家リノベーションカフェ in 大子
1.咲くカフェ
今や大子町のみならず、茨城県を代表するカフェの一つとも言えるのが「咲くカフェ」。

東京からUターンしたオーナーが町の活性化を目論み、当時築40年程度(1970年代建築)の自宅(実家)をリノベーションし2017年にオープン。
古民家というほど古くはないが、持ち前のセンスで創り上げられた屋内外の空間のレベルは高く、オープン翌年の「いばらきデザインセレクション 2018」では最高賞を受賞。

また、咲くカフェの評価が高いのは、ただお洒落なだけでなく、営業時間11~22時で夜まで休みなしの通しで営業している点に加え、オーナーを含めた2名の「野菜ソムリエ」シェフが生み出す、地場産食材をふんだんに取り入れたクオリティーの高いメニューの数々である。



また咲くカフェの特徴の一つが「泊まれる」こと。そうなんです、カフェに併設の3部屋のゲストルームに宿泊可能。
ゲストルーム専用サイト「咲くカフェ Room」
町にある自然、食、人、時間・・・。
様々な物を様々な角度で体感でき、名実ともに認められているのが納得のいくカフェです。
咲くカフェ Official Website
咲くカフェ Instagram
2.daigo cafe (ダイゴカフェ)
築100年超え(大正5年建造)の古商家をリノベーションしたカフェで、2013年にオープンして以来、中心市街地商店街の「顔」となっている古民家カフェです。

古民家ならではの内装をしっかりと活かし、落ち着いた雰囲気のインテリアと音楽が「時を忘れる空間」を創り上げています。

ランチのメニュー数は多くはないものの、午後も休みなしで夕方まで営業しているのが嬉しく、地元りんご園の「アップルパイ」や、大子産クレソンを使った「奥久慈クレソンラテ」など、スイーツ&ドリンクでも楽しめるのが魅力的♪

先に紹介した「咲くカフェ」とも、歩いて行き来できる距離なので、車ではなく電車利用の方も、両方に立ち寄る(カフェ巡り)する方も多いそうな♪
3.コーヒーと家具のお店 hajimari(ハジマリ)
地域おこし協力隊で大子町に移住した女性が、町で出会った古民家をリノベーションして始めたのが、自家焙煎コーヒーとリメイク古家具のお店=「hajimari」。

オーナーである「和田まりあ」さんは、親族がコーヒーの生産地でもあるドミニカとの縁があり、現地からまさに”直輸入”したコーヒー豆を自家焙煎した「daigo coffee」というコーヒーブランドを作っています♪

「hajimari」のお店では豆の販売のみならず、古民家の客間を利用した数席ほどの席で、コーヒーやスイーツを楽しめます。
縁側から見られるのどかな田園風景を眺めつつ、、、隅々まで気を遣われた内装ともマッチングし、非日常的でもある空間。
こだわりのドミニカコーヒーは、季節や空間に合わせた様々なブレンドを生み出し、町内のいくつかのカフェにも提供を始めています。


古民家の”家らしさ”も残る店内とカフェのマッチングも落ち着く空間で、お食事の提供はないものの、逆にちょこっとお茶をしに寄りやすいカフェです♪
コーヒーと家具のお店「hajimari」- Instagram
4.アンティーク雑貨 & こぢんまりカフェ「葵陽」
元々茨城県・水戸市にあったアンティーク雑貨店「葵陽」が、大子町の古民家をリノベーションして移住オープンさせたお店が「アンティーク雑貨 & こぢんまりカフェ 葵陽」です。

大子の西金という地域の山の方に入っていくと現れる集落。その中の一角に建つまさに古民家と納屋をアンティーク雑貨のギャラリー&カフェへとリノベーション。
元々の建物の古さもあり、大子の他の古民家カフェとはまた違った佇まい。周囲を自然に囲まれた環境も相まって、本当に古民家の実家に帰ってきたかのような空気感が出迎えます。
そんな店内には、独自で国内外から買い付けたアンティーク雑貨がならび、その奥座敷部分にカフェ利用が出来る客席が数席ほどあります。


そしてこの古き母屋を活かしながら作られた店内から感じたのが、何かの映画で見たような、明治・大正時代?西洋の文化が入り、それらが入り混じった頃の日本の高級喫茶の様な雰囲気。
雑貨がメインという事もあり、お食事系メニューは現在「カレーうどん」のプレートの1品とシンプルですが、あれこれと手作り副菜が乗って、ミニスイーツも乗って、実はお値段がかなりリーズナブル!
(最新価格は確認できていませんので、あまり言いませんが下の写真撮影時(2025年)はこちらのセットでなんと1000円!!でした)



アンティーク雑貨を売っているのはもちろん、それらの食器で提供されるカフェメニューもお店の雰囲気に合って素敵です。
そして店内だけでなく、外の山に囲まれた集落の雰囲気だけでも訪れてみる価値のある「ワクワク」がたくさん潜んでいます♪
アンティーク·雑貨&こぢんまりカフェ 葵陽 – Instagram
5.咲くカフェ Flower
最後に紹介するのは、一番最初に紹介した「咲くカフェ」が2024年にオープンさせた第2号店目となるベーカリーカフェ。

一見ヨーロピアン風な建物かと思いきや、解体寸前であった築100年を超える空き家を、それを知った咲くカフェのオーナーが解体5日前に解体を阻止をして入手しフルリノベーション!

外観はほぼ全て作り直してはあるが、内装は昔のままの建具や柱、梁や鴨居なども元の物を可能な限りそのまま使いながら、ヨーロッパアンティーク風のインテリアデザインと日本の建築が融合し、どこか不思議でもあり逆に他に類を見ない素敵な空間になっています。
咲くカフェ同様、「いばらきデザインセレクション 2024」を受賞。


お店としては、ベーカリーカフェとしてイートインのランチメニューやエスプレッソマシンを使ったドリンク、華やかなオリジナルメニュー、そしていわゆるパン屋さんのお持ち帰りのパンが常時30種類以上並んでいて、見るだけでも飽きません♪




そして話題となったのは、全国ハンバーガーコンテスト「Japan Buger Championship 2025」にて、全国7位で予選を通過し、挑んだ決勝ラウンド at 横浜赤レンガ倉庫・・・では残念ながら準決勝敗退となりましたが、十分にクオリティの高さを証明したコンテストでした。
古民家リノベーションの空間の魅力と一緒に、本格エスプレッソマシンで作るカフェドリンク、いちいち素敵なメニューや、いちいち美味しいパンなど、、、様々な利用の仕方ができるお店です♪
咲くカフェ Flower – Official Website
咲くカフェ Flower – Instagram
まとめ
建築年数が浅めの「民家リノベーション」から、本当に古い「古民家リノベーション」まで、様々なカフェが生まれ始めている今注目の「大子町」。
それぞれの建物の年数や、営業内容が違うだけではなく、都会とは違いその立地の自然環境によっても大きく変わるのがメリハリがあって素敵で楽しいところ。
- 「咲くカフェ」では、山を背にした高台で遠くの山々を見渡す環境。
「daigo cafe」では、中心商店街の中でレトロな町並みや人が移りゆく様子。
「コーヒーと家具のお店 hajimari」では、のどかな田園地帯の中。
「アンティーク雑貨 & こぢんまりカフェ 葵陽」では、自然の中の田舎の小さな集落。
「咲くカフェ Flower」では、里山の隣近所の日常と非日常が重なる空間。
それぞれ様々な、外観・内観・センス・環境・内容、本当に個性的で、どれが良いとかを決めるのは、本当に利用する方の好みやセンスによるかも知れないですね♪
そしてカフェと共にゲストハウスも増え始めていますので、カフェ巡りが好きな方にとっては、お泊まりで【観光+体験+カフェ巡り in 大子】、をするのも良いかなぁと思いました♪
大子には有名な観光スポットはあるけれど、それだけではない素敵な経験。
ぜひ、スポットだけではなく、今回挙げたカフェを例としても、そのカフェをやっている方々との触れ合い(町にいる人との触れ合い)や出会いもぜひ楽しんでいただけたら、とても良く素敵な旅になるかなぁ~と思います!

大子滞在におすすめ宿泊施設
「いばらきデザインセレクション」受賞!の「咲くカフェ」のゲストルームもおすすめ!
中心商店街からも歩いて8分♪
